対メガボーマンダ軸
この記事を開いていただきありがとうございます。シノもすと申します。
この記事では「メガハッサム+ステロ」の立ち回りや構築についての考察を仮想敵別に記事にしていくという試みの第一弾となります。
もともとは複数の仮想敵の考察をひとつにまとめた記事をあげようと考えていたのですが、新しく考察した際にその記事に追加して書くのも面倒ですし、カテゴリで管理すれば新しく記事を書いてそのカテゴリに追加するだけですむので楽かなと考えてそのようにしました。
自分もまだまだ勉強中ですので、意見などがあれば是非是非コメントください。
今回の仮想敵はタイトルにもあるようにメガボーマンダです。
600属メガ進化だけあって能力値も高く、進化前の威嚇という強特性、技範囲の広さもあるという強さの塊のようなやつですね。
今回の構成としては
1、立ち回り考察
2、ステロ要因と3枠目の考察
3、雑記
となります。いつも通り、必要なところだけ各個人でパパッと読んでいただければと思います。
ではさっそく始めていきます。
1、立ち回り考察
VSマンダ軸
個人的メガハッサム+ステロで狩りたいパーティ筆頭ですね。
対面時では比較的メガハッサムが不利です。
いかくで攻撃が一段階下がってしまいますし、それがなくてもこちらのバレットパンチは三割程度しか入らないのに比べて相手の捨て身タックルは六・七割のダメージ。炎技なんて持たれていたらひとたまりもないです。
そんなマンダですが、ステロさえ撒ければかなり有利に立ち回れます。
まずステロダメージが二割五分入りますね。
さらにバレットパンチが等倍で通り炎技持ちでなければ一度は舞うチャンスが作れるポケモンでもあります。
ではここで「ステロダメージ+2段階アップバレットパンチ」でどの程度のダメージが通るか見てみましょう。
こうなりました。
あと一歩届かないですね。となると、これだけの立ち回りでは勝つのは難しいと言えそうです。
ここからがこの記事のメインである立ち回り考察です。
まずマンダ軸に入ってきやすいポケモンを見てみましょう。
(2017年5月現在)
マンムーがまず目立ちますね。所謂「マンダマンムー」の並びで、実際にレーティングに潜っていてもかなりの確率で見かけます。
しかし、ここにつけこむ隙があると考えます。そうマンムーはメガハッサムが得意とする相手です。
マンムーとの対面であれば火力アップアイテム地震や地割れを当てられない限り、2回は剣舞できます。はねやすめを絡めれば3回舞うことも難しくありません。
当然2回舞えれば上記の通りステロ込みで確定一発ですね。これで大勝利!
とはいかないですよね。そもそもマンムーとハッサムで対面したら大抵マンダや裏のポケモンに引きます。とりあえずマンダにバックすることを考えますが、最初のダメ計通り相手を落とすことができずむしろ返り討ちに会うことの方が多そうですよね。
ですので、ここでもう少し立ち回りを変えてみます。
マンムーとハッサムで対面したところからですね。
ここで剣舞を選んでは先ほど述べた通り負けてしまいます。
では、ここでとんぼ返りを選択してみたらどうでしょうか。
Ⅰ、マンムーが後ろのボーマンダに交代しステロダメージが25%入る。
Ⅱ、メガハッサムのとんぼ返りで、マンダにダメージを与えつつマンダに有利なポケモンに交代。
Ⅲ、残り体力が7割程度のマンダとマンダに強いポケモンが対面。
もしとんぼ返りを選んだ時点でマンムーが居座ってきた場合。これは裏のポケモン次第では苦しいですね。ハッサムがマンムーに有利な以上、マンムーに有利なポケモンをもう一体選出するぐらいなら他のポケモンに対応できるポケモンを選出しますので、もう一度ハッサムに引っ込める必要がありますね。そうなるとその交換のタイミングでマンダを合わされたりなんていう負け筋に繋がってしまいます。
しかし、こう立ち回ることができれば、ボーマンダが突っ張ってこればそのまま倒せますし、引っ込めたとしてももう一度ステロダメージが入り残り体力は5割未満。そうなれば剣舞バレットで余裕で倒せますね。
さらに、もしマンダに強いポケモンが上からマンムーを殴れるポケモンなら、とんぼ返りがマンムーに入ることでそのポケモンで倒せるようになるので突っ張られた場合でも問題がない絶対安定なプレイングになると言えます。
この立ち回りの良いところは、マンダに有利なポケモンはマンダに後だしから狩れるポケモンでなくても良いと言う点です。また、Ⅲの後にマンダが引っ込んでしまうならば剣舞したメガハッサムで倒せるのでその有利なポケモンを必ずしも残しておく必要はないという点もプラスですね。
このプレイングで他に考慮しなければいけない点は
残りの一体ですね。
こちらの面子が
・メガハッサム
・マンダに有利なポケモン
・ステロを撒けるポケモン
と、条件がかなり縛られているので、この状態からさらにもう一体を考えなければいけないのが難しいところです。
具体的に言うと、メガハッサムで勝つことの難しいポケモンが控えている、というのが厳しいです。例をあげるとバシャーモやテッカグヤですね。ステロ+剣舞バレットで押していける範囲のポケモンであればまだなんとかなりますが、メガハッサムでほぼほぼ勝てないポケモンがいるとかなり苦しいですね。
そうなってくると剣舞バレットで押せるポケモンの選出を誘導するか、出されても問題ないポケモンで構成するというのが必要になってきます。
この辺りの考えを詰めて構築を作るのが目標ですね。
2、ステロ要因と3枠目の考察
さて、では実際にどのようなポケモンたちを裏におくべきなのか。それを考えていきます。
まずステロ要因についてですが、初手に来ることの多いボーマンダにもマンムーにも不利ではないという条件が必要になりますね。マンムーに関しては対面からステロが撒ければ最低限仕事はできるでしょう。
しかしボーマンダについてはステロダメージを与えなければいけないので、ボーマンダを下げさせられるもしくは積みの起点にならないという条件は必須になりますね。
これを踏まえて考えると、まず優秀なのはラグラージやカバルドンなどの鉄板起点作り達ですね。マンムーでもボーマンダでも問題なくステロを撒けますし、ほえるやあくびなどによりボーマンダを下げさせれる最低限の能力を保持しています。また性能が非常に優秀なので、この仮想敵以外にも幅広く選出していける点も評価に値しますね。
また、マンムーなどの襷を持ったステロ撒きも問題ないでしょう。ただし、ガブリアスとランドロスに関しては初手に対面したスカーフマンムーに一方的に倒される可能性があるので難しいかなと思います。
マンムー以外に使えそうなポケモンで言うとドサイドンやワルビアル、ドンファンあたりなんかも使えそうですね。ここに関してはまだまだ考察しだいで増えるかなと。
次にボーマンダに有利なポケモンについてですが、ここのポケモンに関しては技範囲が広く汎用性の高いポケモンかボーマンダの後ろに控えていることが多くハッサムで勝てないポケモンたちに強い必要があるので、1体ではなく2体ぐらい採用するのがよいかなと思います。あくまでボーマンダにも勝てて他に役割のあるポケモンを2体採用するというだけなので、めちゃくちゃ厳しい制限ではないかなと考えています。
そして、ここに採用するポケモンはできる限り上から殴って倒すタイプのポケモンがいいのではないかと考えています。というのも、HDメガボーマンダのようなはねやすめを持っているタイプの場合に、下からじわじわと倒すいわゆる耐久ポケモンなんかだといい感じに粘られて結局剣舞バレット圏外になってしまうなんていうことになりかねないからですね。本当に気をつけてください(体験済み)。
これらを踏まえると、候補としては高速電気アタッカーであるカプ・コケコやサンダース、高速アタッカーのゲッコウガあたりが優秀ですね。特にカプ・コケコはハッサムの苦手なテッカグヤに勝てますし、削れたマンムーを持っていける打点がありますので高評価ですね。
ここのポケモンに関しても環境次第で様々なポケモンが候補になってきますね。今の環境であれば先ほど上げたような高速電気やゲッコウガあたりが通っていると言えるでしょう。
これは今後の課題なのですが、もしステロ要因自体がマンダにかなり強いポケモンだった場合。ほぼマンムー狙い撃ちなわけですが、それだった場合、三体目のポケモンはボーマンダに強くなくても問題がなくなるんですよね。そうなれば三体目のポケモンの自由度が大幅に上昇しますし選出の幅も相当広くなります。
ここをしっかりと考察することができれば、他の「メガハッサム+ステロ」で倒したい構築にも対応できるような形にパーティを作ることが出来るのではないかと思います。
私はまだその域に達していないので、アドバイスを下さい。お願いします。
3、雑記
はい、というわけで以上になります。
いかがだったでしょうか。
この立ち回りは相手がマンダマンムーではなかったとしてもマンムーのようにハッサムが有利に立ち回れるポケモンがいれば使えますので、相手のパーティに対する選出する幅が広がります。
余裕があればパーティに組み込んでみていただけると嬉しいです。
それと、この記事に利用した画像のダメージ計算機は究マネ(SM版:ダメ計、個体管理)様を利用させていただきました。問題があるようでしたらご一報いただければ削除させていただきます。
さてこの記事、実は3月上旬にはほぼ完成してたのですが、そこから記事を完成させるモチベーションが消えていたのでこの時期になりました。
本当にすみません。
この「メガハッサム+ステロ」シリーズはとりあえずあと一つは構想があるのですが、それ以降はほとんどないんですよね。
思い付き次第、追加していく予定ですので気長にお待ちください。
次の記事はシーズン3の記事ですかね。ただシーズン3はパーティがまとまらないわ時間がないわでちょっと20いけるか怪しいんですよね・・・。
まあいけたら自信満々にあげてると思うので、そのときにまた読んでいただければ嬉しいです。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
また読んでいただければ嬉しいです。失礼します。