シーズン4「ゲッコハッサムカイリュー」最高1972/最終1904
この記事を開いて下さりありがとうございます。シノもすと言います。
今回はSMレーティングシーズン4にて最高1972/最終1904を記録した「ゲッコハッサムカイリュー」の構築記事になります。
シーズン3に引き続き2000を達成することはできませんでしたが、1700帯でパーティをころころと変えて停滞していたところから1900後半まで上げることができたということで、自分の今の実力の中で納得のいくレベルの構築にはなったのかなと考え記事に残すことにしました。
お暇であればしばしお付き合いください。
構成としては
1、パーティ紹介
2、個別解説
3、主な選出
4、反省点
5、雑記
となります。各自必要な部分だけでもぱぱっと読んで頂ければと思います。
それでは始めて行きます。
1、パーティ紹介
今回の構築のスタートはハッサム+鉢巻カイリューです。シーズン初期から中期にかけては最初に少し書いたとおり全く新しい構築に手を出していまして、まあ見事に爆死しました()。そこで一度原点回帰しようと考えハッサムカイリューに戻りました。しかし、龍の舞カイリューを使ってみたもののイマイチ選出率が低い上に、舞った後の制圧力が足りずこれまた停滞してしまいました。自分のプレイングの拙さもあるとは思いますが、そもそも環境に向いていないんだろうなと考え、カイリューの鉢巻しんそく+ハッサムのバレパンで広範囲を縛っていく、今までの積みサイクルとは考え方を変えた対面チックな思想のもとスタートしました。
このハッサムカイリューで辛いのは当然ながらサイコフィールドにより先制技を封じるカプ・テテフだったので以前使っていた襷ゲッコウガを三体目に採用しました。さらにマンダ軸への有利を取るため及び先制技による縛り範囲を増やすためのステロ要因としてマンダに弱くなく優秀な起点要員であるラグラージを四体目に。ゲッコウガ、カプコケコ、カプレヒレ、テッカグヤなどの軒並みここまでで重たいメンツを見るためのサンダースを五体目に。そして最後はじりじりと採用数を伸ばすキノガッサとポリゴン2を倒すためにジャラランガを採用してパーティが完成しました。
メンツが以前からほとんど進歩していないのは脳がおじいちゃんになっているからなので、そこらへんは勘弁してください。
2、個別解説
・ハッサム
持ち物・・・ハッサムナイト
性格・・・いじっぱり
特性・・・テクニシャン
実数値・・・175-217-167-×-120-95
努力値・・・236-220-52-0-0-0
技・・・バレットパンチ/とんぼがえり/つるぎのまい/はねやすめ
いつも採用しているマイフェイバリットハッサムである娘。霊獣ランドロスの特化地震を2耐え、あまりAとなっています。
シーズン3と4ではバレパンとんぼはたき剣舞の3ウェポンハッサムを試していたのですが、体力管理の難しさを痛感しはねやすめを持ったこの娘に帰ってきました。
ナットレイが本来起点のはずなのに起点にできない場面がいくつも出てきてムカついたっていうのが理由の九割ぐらいを占めてます。
使用感としては対ミミッキュ性能の高さがとても良かったと感じました。少し3ウェポンハッサムを使っていたこともあり、羽休めのHP管理にる処理制度の安定感が特に魅力的でした。それに加えて、とんぼ返りによる対面操作やバレパンの削り及び抜き性能があるので、相手が引く引かないを冷静に見極めることで有利を取り続けられる優秀さが良かったです。
選出率は100%で堂々の一位ですΨ( ̄∇ ̄)Ψ。選出ヤンキーが多発するのはこのせいですが反省はしませんし後悔もしません。おそらく一生続けると思います。
・カイリュー
持ち物・・・こだわり鉢巻
性格・・・ようき
特性・・・マルチスケイル
実数値・・・169-186-115-×-120-143
努力値・・・20-252-0-0-0-236
技・・・じしん/げきりん/ほのおのパンチ/しんそく
今回から採用された新しいカイリュー。Aぶっぱ最速ドラン抜き抜き残りHのまあ調整自体は普通な子です。この調整にした理由は、まずハッサムと組ませる上でドランを抜いておきたかったこと、S実数値が120~140あたりのすばやさ争いが面倒だったこと、ダメージ量を一定以上保証したかったこと、といった理由からこの調整になりました。
最速にしようかとも思ったのですが、抜きたいラインは最低限抜いていますし80族抜きしているポケモンはどうにもならないならなんとなくHに降っておこうと、そういった感じです。あまりに関しては正直Dで良かったかなとは今でも思います。
使用感としては今までの龍の舞カイリューに比べて体力管理が雑でも良い点がかなり扱いやすくかったです。やはり高威力先制技こそ至高。レヒレなどに対してもマルスケを盾に二回地震を打ち込めるので、龍の舞の時に比べて素早く高い打点を取れるのがとても良かったです。
選出率はかなり高く、ゲッコとの同率2位ぐらいはありますね。
・ゲッコウガ
持ち物・・・きあいのタスキ
性格・・・むじゃき
特性・・・へんげんじざい
実数値・・・147-117-87-155-81-190
努力値・・・0-12-0-252-0‐244
技・・・がんせきふうじ/ダストシュート/ハイドロポンプ/れいとうビーム
テテフ対策の申し子で私愛用のゲッコウガ。がんせきふうじによる対面からの対リザ性能やテテフによるサイキネの一貫性を無効という形で切りつつ上から一発で倒せる神ぽけです。襷を持たせることにより、対面から処理できる範囲を大幅に広げ、かつこれらの役割への遂行精度を上げることができました。
リザテテフへの安定感が流石の一言で、もし選出されなくても一定以上の仕事が確実にできる点がとても良かったです。
選出率はカイリューとの同率2位でかなり高かったです。
テテフに対する立ち回りについてはシーズン2の記事に載せてあるので興味がある方はそちらもどうぞ。
・ラグラージ
持ち物・・・オボンのみ
性格・・・ずぶとい
特性・・・げきりゅう
実数値・・・207-×-143-105-123-80
努力値・・・252-0-156-0-100-0
技・・・ねっとう/あくび/ほえる/ステルスロック
今回の起点作り要因。サザンドラのメガネ流星1耐えあたりまでDをのばして残りはHBです。
主にマンダ軸に選出していき、ステロを巻いてあくびを打つだけの簡単なお仕事ですね。今回のパーティではそれに加えて、初手ガルーラの流しやバシャ対策などをになってもらいました。
カバではなくラグラージにした理由はすなあらしがカイリューとアンチシナジーであることとほのお半減によるハッサムとの相性を加味したからです。なにげに水が当倍になるのもアシレーヌなどの水タイプを起点にするうえでかなり役にたちました。
選出率は第4位です。マンダ軸に対してラグではなくゲッコを投げるといったこともあったのでこの辺りですね。
・サンダース
持ち物・・・たべのこし
性格・・・臆病
特性・・・ちくでん
実数値・・・161-×-80-131-133-192
努力値・・・164-0-4-4-140-196
技・・・ほうでん/めざめるパワー/どくどく/みがわり
カプコケコ、ゲッコウガ、カプレヒレなどに加えて、ラキグライムドーやブルルドヒドイデに一体で負荷をかける枠として採用しました。Hを食べ残しとみがわりの効率を考慮して16n+1である161にし、Sを最速ゲッコ抜きにまで落として残りをDに回しました。
最初は球持ちのCSフルアタ構成のものを使っていたのですが、あまりにもブルルドヒドイデに当たるので、少しでも勝率を上げるためにこの型に変更しました。メガリザXを裏に控えさせるのを本当にやめてください死んでしまいます。とまあ、最初よりは勝率があがったかな程度だったので新しい奴を研究しようかなと考えています。
どくどくのおかげでサイクル戦の際に確実なダメージソースとして耐久ポケモンに刺せる点はかなり扱いやすかったかなと思います。
選出率はラグにほんの少しだけ劣るぐらいの5位ですね。マッチング次第ではラグと入れ替わってもおかしくなかったと思います。
持ち物・・カクトウZ
性格・・・臆病
特性・・・ぼうじん
実数値・・・151-×-146-152-128-147
努力値・・・4-0-4-252-20-228
技・・・きあいだま/スケイルノイズ/ラスターカノン/ボディパージ
今季からの新規参入ポケモンですね。Cぶっぱ最速81続抜きあまりは適当に振りました。
キノガッサを封殺すること、ポリゴン2に強くクチートやギャラ、ボーマンダに弱すぎないことを条件に探した結果、この子を採用しました。厳選めっちゃ時間かかった割には選出率が最下位なことには涙を流さずにはいられません。
キノガッサに対する強さは折り紙つきだったのですが、フェアリーに打点がなさすぎてラスターカノンを採用しました。無振りテテフに乱数二発なことを許すことはないでしょう。ラスカノが等倍であるレヒレコケコあたりも許してはいけない。
まあ選出率は低かったのですが、ガッサが必ず出てきましたしボディパージを積めれば上から龍技と格闘技による広い範囲で殴れたので、タイミングさえ気を付ければそこそこ強かったです。
3、主な選出
今回のメインとなった選出。順番も基本的にこのとおりです。カバリザ、リザテテフ、バシャテテフなど、ゲッコウガをメインに選出して削り残しがあったとしても裏で確実に処理を狙えるあたりがよかったです。
対面性能に物言わせてレヒレなんかにもそれぞれがダメージをいれて無理やり落とす展開など、まあ相手からしたら相当ヤンキーとか思われていた説が有力な選出でもありましたね。
ステロと先制技で全てを粉砕した選出。カイリューの部分は上から相手を殴れるゲッコウガだったりサンダースだったりって感じでした。主にマンダ軸に出していきました。
これ以外にも割と適当に選出していきましたが、主なところではこのあたりになります。基本的には①の選出でゴリ押す展開が多かったのかなと。
4、反省点
ガルが重かったです。六世代ほど数がいるわけではないのでゴツメ持ちも採用しづらくてなかなかいい対策が思いつかないですね。上から殴ろうにもそこそこ耐久あるわ先制技あるわSもそこそこあるわでさあ大変って感じですね。今後の課題です。
あとはブルルドヒドイデですね。サンダースではイマイチ削れないですね。シーズン3ではかなり嵌ってたのですが、今季はさっぱりでしたのでもうすこし良い手段が欲しいかなと。
最後はもちろんあいつ、催眠ゲンガーです。この子は本当にどう対策すればいいのかわかりません。結局六割なので一体持ってかれるのはわかるのですが、2体目3体目まで平気で持ってかれる悲しみと言ったらないですね。あくびループも鉢巻カイリューで早めに脱して二回連続で当ててみろやってところで負けるので、しっかりとした対策を用意できていないのが悪いというところを痛感しました。眠りというところがガッサと通じてるのでそのあたりをいっぺんに見れるポケモンを考えようかなといった次第です。おすすめがあれば是非よろしくお願いします。
5、雑記
というわけで、シーズン4本当におつかれさまでした。ここからは構築とは一切関係ないので必要ないという方は飛ばしてしまって問題ありません。ここまで読んでいただきありがとうございました。
ここからも読んでいただける方はもうしばしお付き合いください。
シーズン3ではパーティが散々迷走した上に最終的にシーズン2パーティをほぼそのまま使うという始末だったので構築記事は書けませんでした。悲しい。
ですが、無事シーズン4で及第点レベルの構築ができたので一安心ですね。
しかしまたしても2000を達成することができませんでした。そこに関しては本当に心残りですね。シーズン3や最近の自分のプレイングからすれば大分頑張った方ではあるので、今後はもうすこし頑張っていきたいですね。
それにしても本当にハッサム単騎が辛くなってきたなぁとしみじみ思います。どうしてバシャとリザードンが2位3位なんだ・・・。強いから仕方ないですね。
とりあえず今後は2000以上を最終目標として、まずはコンスタントに1900を狙えることを第一目標に掲げて、出来うる限りいろんなポケモンを使っていくというのを方針として取り組んでいきたいと考えています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。また機会があれば読んでいただけると嬉しいです。失礼します。